伊藤忠テクノソリューションズ株式会社様にて「データマネジメント研修」を行いました

株式会社風音屋(以下、風音屋)は、伊藤忠テクノソリューションズ株式会社(以下、CTC)様のデータマネジメント活動の推進支援の一環として、データマネジメント研修を行いました。

お客様のご活動

クラウド・AI・データ分析・サイバーセキュリティをはじめとするシステム販売・構築サービスコンサルティングから運用・保守までのITライフサイクル全体にわたるサポートを提供されています。
さらに、科学や工学といった専門分野にも強みを持ち、技術的に高度なニーズにも柔軟に対応。業界や企業ごとの課題に寄り添った、実践的で信頼性の高いITサービスを展開されています。

プロジェクト概要

今回、CTC様に対して「データマネジメント活動推進の勘所をインプット」をテーマに、全4回のデータマネジメント研修を実施いたしました。
 
  • #1 データマネジメントの全体像
  • #2 データアーキテクチャ
  • #3 データテクノロジー
  • #4 データモデリング
 

本研修の参加者

データマネジメントに関わるチームの皆様にご参加いただきました。

本研修の特徴

本研修では、ITシステム開発における従来の「言われたものを作る」という受動的なアプローチから脱却し、データマネジメント活動を自律的に推進するための基礎知識の習得を目指しました。
SnowflakeやInformaticaといった個別ツールの使い方だけでなく、データマネジメントの全体像からデータアーキテクチャ、データテクノロジー、データモデリングといった幅広い領域を体系的に学ぶことで、実務でデータ活用の企画・設計・実装を行うための土台を築きます。
 
 
 
 
データ活用施策の具体的な例から、データ活用を進める上での課題、そしてデータマネジメントを構成する11の論点をご紹介し、その全体像を網羅して解説いたしました。また、データ活用企画からデータの出口を描き、それを実現するためのデータの入口を逆算するデータアーキテクチャの考え方や、データマネジメントにおける主要な技術要素やシステム構成、構築・運用の勘所に触れました。
さらに、基幹システムとデータ分析領域におけるデータモデリングの違いや、ディメンショナルモデリング、メダリオンアーキテクチャ、Data Vault 2.0 などの代表的なテーブル設計手法も掘り下げて説明いたしました。
 
 
 
 
 

参加者の感想

本研修では13名の方にご参加いただき、研修の最後にはアンケートにお答えいただきました。
“明日から実務で使える手法やステップ、検討にあたってのアプローチなど盛りだくさんでした。特にデータ基盤のアーキテクチャやデータモデリングの領域は参考になりました。“
“データモデリングの手法やそれに対する具体的な説明が良かった。“
“データモデリングで、実際のアプローチをdrawioで実演していただいたのが分かりやすかった。“
“テーブル設計のときのリレーションの発想の仕方が良かった。ファクト(縦軸)とディメンション(横軸)の関係の説明が良かった。“
“最後に行っていただいたテーブル設計のデモは非常によかった。どういった考えでデータモデルが作られていくのかが理解できた。“
“特に第4回のデータモデリングの部分は、今まであまり体系立って学んでこなかったので、非常に参考になりました。“

技術支援だけではなく、ナレッジの提供を通した体制強化を

今回のCTC様のケースでは、実務に活用できる知識を習得できるようにデータマネジメントの全体像から具体的な設計手法までをご紹介し、社員の皆様のスキル向上を図りました。
風音屋では研修サービスの提供を通して、クライアント企業の皆さまの体制強化を支援しています。今後も各社のデータマネジメント支援に引き続き尽力して参ります。
研修の受講にご興味のある方は以下からお気軽にご相談・ご連絡ください。
 

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